スキャルピングとは
スキャルピングとは数分~数時間でポジションを決済するトレード手法です。
BNF氏がスキャルピングの元祖だと言われています。
今回は、スキャルピングの具体的な手法や、おすすめの海外FX口座について説明していきます。
スキャルピングのFX手法
基本的にスキャルピングは、数秒~数分単位で売買を繰り返して、1日に何度も何度も小さな取引を繰り返して利益を積み重ねていく「小利・少損」の手法です。
エントリーする際に一番大切な事は、『価格の推移を正確に予測する事』です。
そこで、多用されやすい分析方法が「テクニカル分析」と「ファンダメンタル分析」です。
スキャルピングは、短時間のポジションの保有が肝なので「テクニカル分析」を重視します。
ですが、一方でスキャルピングは1ポジションで大きなロット数を保有し、短時間で決済する場合が多いので、「それほど分析は大切ではない」と指摘される事もあります。分析力よりも反射神経の方が遥かに重要なのです。
以上のように、スキャルピングとはポジションを短時間で決済しつつ、『小さな価格推移から利益を積み重ねられるか』を追求したトレード手法です。
他のトレード手法との比較
基本的にFXトレーダーの手法はスキャルピング以外では以下の3つです。
- 「デイトレード」
- 「スイングトレード」
- 「ポジショントレード」
以上の3つのトレード手法を、スキャルピングと比較してみましょう。
デイトレードとスキャルピングを比較
デイトレードは、ポジションの保有時間が「数時間」で、翌日にポジションを持ち越しません。
一方、スキャルピングの保有時間は「数分間」で、反射神経や即断即決が大切になります。
スキャルピングと比較すると、デイトレードはテクニカル分析を駆使しながら、1日の価格推移を推測する必要があるので、スキャルピングよりも俯瞰してチャートを見る必要があります。
勿論、価格推移を推測する上で「ファンダメンタル分析」も大切なファクターになります。
ですが、デイトレードに関しては「テクニカル分析」が肝になると言えます。
スイングトレードとスキャルピングを比較
スイングトレードは、ポジションを「数日~数週間」保有する取引手法です。
この手法は、「ファンダメンタル分析」が一番大切な要素になります。
スキャルピングは小さな値幅を積み重ねて資産を増やす事になります。
一方、スイングトレードは数時間程度の価格推移であればそれほど影響はないので、一日中チャートに張り付く必要はないです。
つまり、本業で忙しいサラリーマンに最適なトレード手法だと言えます。
ポジショントレードとスキャルピングを比較
スキャルピングが一番ポジションの保有時間が短い手法なら、ポジショントレードは一番ポジションの保有時間が長い手法です。
ポジショントレードでは、「数週間~数ヶ月」に渡ってポジションを保有する事になります。
ポジショントレードでは、為替差益による値幅も収益になりますが、長期間ポジションを保有するので「スワップポイント」が毎日付与されます。
スキャルピングは、ポジションの保有時間が短いので「反射神経・即断即決」が肝になりますが、ポジショントレードに関しては、各国の政治や経済の動向から相場を予測するファンダメンタル分析が必要です。
スキャルピングが「狩猟採集型」なら、ポジショントレードは「農耕牧畜型」と言えます。
スキャルピングのメリットとデメリット
どのような取引手法にも、必ずメリットとデメリットが存在します。
メリットとデメリットを天秤に掛けながら、自分に最適なトレード手法かどうかを意識しましょう。
スキャルピングのメリットとは
スキャルピングのメリットは「取引回数の多さ」・「損失幅が限定的」の2点です。
取引回数が多い
スキャルピングは、数分から数時間でポジションをクローズします。
そのため、他の手法と比べると、取引回数が多くて短時間で利益が出せるというメリットがあります。
FXで生き残るには、卓越した技術が必要ですが、最終的には経験が重要になってきます。
特に損切りをする上で経験は最も重要な要素の一つになります。
上級トレーダーほど、損切りを徹底していると言われていますが、一方、初級トレーダーは損切りできずに塩漬けポジションを抱えているケースが多いです。
損切りの精度を高めるためには、取引ルールの徹底が必須になってくる訳ですが、スキャルピングでは取引回数が多いので経験を積み重ねる事が可能です。
損失幅が限定的
スキャルピングの2つ目のメリットは「損失幅が限定的」という事です。
スキャルピングでは、ロット数を大きく保有しますが、短時間で手仕舞うのでボラティリティが大きい局面でない限り、強制ロスカットが発動する事はありません。
ですが、いくら短時間で手仕舞うとは言えリスクは付き物なので、総資金のパーセンテージを大きく占めるようなロット数は保有しないように注意して下さい。
スキャルピングのデメリットとは
スキャルピングのデメリットとしては「精神的なストレス」が挙げられます。
他のデメリットとして「値幅が狭い」「スプレッド負け」なども挙げられますが、この点についてはロット数を大きくする事や、スプレッドが狭い海外FX業者に変更すれば、ある程度対処できます。
ですが、スキャルピングの「精神的なストレス」によって、メンタルをやられる人も多いでしょう。
スキャルピングは、トレードしている間はチャートに張り付く必要があるので、自由な時間が奪われてしまいます。
小さな値幅の取引を何度も繰り返す事による時間的拘束が最大のデメリットと言えます。
海外FXでスキャルピングにおすすめの業者とは
この記事の読者は「海外FX業者で口座を開設してスキャルピングで稼ぎたい」と考えている方も多いでしょう。
ここからは、海外FX業者におけるスキャルピングについて説明していきます。
海外FXとスキャルピングは相性抜群
実は海外FX業者とスキャルピングの組み合わせは相性抜群です。
その一番の理由は「レバレッジの高さ」にあります。
国内FX業者では、最大レバレッジが25倍までに制限されています。
そのため、スキャルピングをするにしても、少額の証拠金では効率が悪いです。
ですが、ほとんどの海外FX業者では数百倍のレバレッジを掛けられます。
例えば、海外FX業者の一つである「XM」は、最大888倍のレバレッジを掛けられます。ハイレバレッジでは追証が発生するリスクを不安に思うかもしれませんが、ゼロカットシステムを採用している「XM」は追証はありませんし、証拠金以上の損失は発生しません。
資金効率の観点から見た場合、海外FX業者はスキャルピングに最適と言えます。
ハイレバレッジは長期には不向き
海外FX業者の最大のメリットは、レバレッジの高さにあります。
ですが、ハイレバレッジは資金効率が高い反面、価格変動によって資金を溶かしてしまうリスクもあります。
そのため、ハイレバレッジでポジションを長期間保有する事はおすすめできません。
スキャルピングする上でのポイント
海外FX業者でスキャルピングをするなら、重要視するべきポイントが2点あります。
それは「スプレッドの狭さ」と「約定力の高さ」です。この2点について詳しく説明していきます。
スプレッドの狭さ
スプレッドとは、売値と買値の差であり、実質的な取引コストです。
一般的に海外FXでは、NDD取引が採用されており、仕組の都合上どうしてもスプレッドが広くなります。
ですので、取引回数の多いスキャルピングで利益を出すには、スプレッドの狭い海外FX業者を選ぶ必要があります。
約定力の高さ
約定力の高さも、海外FX業者を選ぶ上で重要視するべきです。
約定力とは簡単に言えば「注文を成立させる力」です。
為替相場では、価格の上下動が激しい時間帯は、希望した通りに注文が通らない場合が多いです。海外FX業者を選ぶ上で、「約定力の高さ」は重要視するべき要素の一つになります。
スキャルピングに関しては約定力の高さが利益に大きく影響を及ぼします。
なぜなら、スキャルピングは短時間での手仕舞いを何度も繰り返すからです。
そのため、約定力が低くてスリッページが何度も起こると、機会損失に繋がります。
海外FX業者を選ぶ際は、約定力の高さを最重要視するべきです。
スキャルピングFXならXM一択!
これまで、海外FX業者とスキャルピングについて説明してきましたが、「スプレッドの狭さ」「約定力の高さ」という2点から一番おすすめの海外FX業者を紹介します。
それは「XM」という海外FX業者です。
もし、海外FXの口座開設を検討するなら以下の記事を参考にして下さい。
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